【職業情報一覧】 - 芸術・美術4 -
能楽師
能楽師は、鎌倉時代後期から室町時代初期に完成した日本独自の舞台芸術である能楽を演じる人を指す。能楽師は、別称「能役者」とも呼ばれる。能楽とは、古典文学や歴史に題材を求め、歌と舞を中心に構成され、「幽玄」という言葉で表される典雅な象徴劇である。主役のシテが優れた造形美の能面をかけて舞うことが大きな特徴である。能楽とセット視されることの多い「狂言」は、能とは対照的に庶民社会の日常や民間逸話から題材をとり、滑稽な動きと言葉で「笑い」を表現する対話劇のこと。
能楽は、シテ方・ワキ方・囃方(はやしかた)・狂言方といった4役の総称でもある。シテ方が主役を演じるが、「シテ」とは為手、仕手の意味で、その能を舞う人のことである。能は対立する人間関係を全体として描くものではなく、シテの優雅な舞を鑑賞することを目的としているため、3役およびその他の登場人物はシテの演技に対して奉仕するという側面を持つ。シテにかかわりのある登場人物のうち、主だったものを「ツレ」(シテに連れられて登場することから)、物語の筋に深く関係を持たない端役的なものを「トモ」、トモのうち単に大人数を舞台に出すことを目的として登場する役を「立衆(たちしゅう)」、その他子供の役や非常に高貴な人物を象徴的に表現するために子供が演じる役を「子方(こかた)」という。
能楽のシテ方には、観世流・宝生流・金剛流・金春流・喜多流といった流派があり世襲色が強いのが特徴。能楽三役なら国立能楽堂などの養成所で研修生として入学する道もある。
能楽は、シテ方・ワキ方・囃方(はやしかた)・狂言方といった4役の総称でもある。シテ方が主役を演じるが、「シテ」とは為手、仕手の意味で、その能を舞う人のことである。能は対立する人間関係を全体として描くものではなく、シテの優雅な舞を鑑賞することを目的としているため、3役およびその他の登場人物はシテの演技に対して奉仕するという側面を持つ。シテにかかわりのある登場人物のうち、主だったものを「ツレ」(シテに連れられて登場することから)、物語の筋に深く関係を持たない端役的なものを「トモ」、トモのうち単に大人数を舞台に出すことを目的として登場する役を「立衆(たちしゅう)」、その他子供の役や非常に高貴な人物を象徴的に表現するために子供が演じる役を「子方(こかた)」という。
能楽のシテ方には、観世流・宝生流・金剛流・金春流・喜多流といった流派があり世襲色が強いのが特徴。能楽三役なら国立能楽堂などの養成所で研修生として入学する道もある。
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