【職業情報一覧】 - 芸術・美術4 -
文楽
文楽(ぶんらく)とは、三味線音楽に合わせた節回しで語られる浄瑠璃を、人形に演技させながら表現する日本独自の伝統芸能の一種。人形浄瑠璃といえば江戸時代に活躍した近松門左衛門や竹本義太夫が著名であるが、特に大阪で発展した人形浄瑠璃のことを文楽と呼んでいる。文楽は男性によって演じられ、太夫、三味線、人形遣いの三業(さんぎょう)で成り立つ。客席の上手側に張りだした演奏用の場所を「床」と呼び、回転式の盆に乗って現れた太夫と三味線弾きが、ここで浄瑠璃を演奏する。対して人形のことを「手摺」と呼ぶが、これは人形遣いの腰から下が隠れる板のことを手摺ということに由来している。文楽における「太夫」(だゆう)とは、浄瑠璃語りのことで、一人の太夫が一つの物語を通して語るのが基本。太夫は情景描写から始まり多くの登場人物を語り分けるが、長い作品では途中で別の太夫と交代して務めることもある。また、掛け合いの際には複数の太夫が並ぶこともある。
文楽の技芸員である文楽師は、能楽や歌舞伎といった伝統芸能と比べても確固たる世襲制が存在していないため、太夫・三味線・人形遣いのもとへ直接弟子入りを請うて修業を積むことで舞台に上がれるケースが多い。ただし各パートで一人前になるには長い年月が必要である。また、国立文楽劇場の「伝統芸能伝承者養成所」へ入学するという方法もある。ここで文楽専門の研修を2年間受講して卒業することで文楽協会に所属でき、幹部クラスの文楽師のもとへ入門して舞台出演までの修業を積むことができる。
文楽の技芸員である文楽師は、能楽や歌舞伎といった伝統芸能と比べても確固たる世襲制が存在していないため、太夫・三味線・人形遣いのもとへ直接弟子入りを請うて修業を積むことで舞台に上がれるケースが多い。ただし各パートで一人前になるには長い年月が必要である。また、国立文楽劇場の「伝統芸能伝承者養成所」へ入学するという方法もある。ここで文楽専門の研修を2年間受講して卒業することで文楽協会に所属でき、幹部クラスの文楽師のもとへ入門して舞台出演までの修業を積むことができる。
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