花火師

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花火師

花火師とは、花火の製造や打ち上げに従事し、花火大会を盛大なものにする専門的な職人を言う。花火師は、花火を製造する職人と花火を打ち上げる専門家の2種類に大別される。花火師の世界では、「玉貼り3年、星かけ5年」と昔から言われてきたように、一人前の花火師になるには長い年月を要する。「玉貼り」とは、花火作りの最終工程で、星を均等に飛び散らせるための真球の花火を製造すること。また「星かけ」とは、花火が夜空に上がって破裂した時に光を散らす部分(星)を作る作業を言う。また、日本の花火技術は世界レベルでも突出しており、色鮮やかで、どこから見ても夜空で真丸く光を放つ花火は日本独特の文化と言える。それだけに花火師たちの努力や工夫は並大抵のものではなく、毎年改良を加えながら、花火師は知恵を出し合って夏にかける。また、花火作りには設計図が存在せず試し打ちもほとんど行われないため、花火師の職人としての経験と勘で花火の良し悪しが決まる。

花火師として花火製造に従事するには、火薬類取締法と一般火薬学に関する知識を習得し、「火薬類取扱保安責任者」の資格を取得しなければならない。また社団法人日本花火協会では「煙火消費保安手帳」を交付して、花火・煙火の保安管理を促している。夏の風物である花火には、花火師たちの長年の経験が凝縮され、1年越しの闘いの結晶が夜空に舞うことになる。


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