友禅染

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友禅染

友禅染めとは、別称「京友禅」のことで、元禄時代に扇絵師の宮崎友禅斎によって考案された染色を継承する形で制作される、京都ならではの伝統工芸品のこと。もともと絹織物の白布に絵を描き、染め出したものを、鴨川の流れでさらして鮮やかな色彩を出していたが、最近では京都市郊外で生産されている。

友禅染めの制作工程は非常に細かく、各工程において専門の友禅染職人が存在する。たとえば、本格的な「手描き友禅」の場合は、完成までに26種類もの作業工程を踏むが、非常に手間がかかるため、現在では数十枚の型紙と写糊(うつしのり)などを用いて制作する「型友禅」が主流となっている。また、友禅染めには、「京友禅」の他に「加賀友禅」や「東京友禅」といった技法も存在する。

友禅染工になるには、染織技術を学べる専門学校に入学して友禅染の技法を修得する方法がある。就業・転職先としては、工房や個人経営の会社などで師匠について学ぶが、経験とともに自らの美的センスを養い、独自の工夫を積み重ねていくことが重要である。


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