和紙作り

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和紙作り

和紙作りの技法は、610年(飛鳥時代、推古天皇期)に高麗の僧・曇徴(どんちょう)によって、絵の具や墨の技法とともに日本に持ち込まれた紙すき技法に端を発している。紙すき技術の伝来後、100年程経過してから、本格的な和紙作りが始まった。『正倉院文書』によれば、天平9年(737年)には、美作、出雲、播磨、美濃、越などで本格的に紙すきが始まったとされる。

現代でも和紙は生活のさまざまなシーンで活用されている。障子紙や書道用高級半紙、あるいは貼り絵やちぎり絵、絵人形など、和紙が使われる場面は依然として残る。これらの和紙は、和紙職人の手によって作られている。和紙作り工程は、原料となる「こうぞ」を煮てかき混ぜるところから始まる。そして紙すきや乾燥を経て、書道に使われる半紙や障子用の紙などとして製作され、販売される。

和紙職人になるには、学歴や資格は不問。和紙作り産地として名高い高知や埼玉、岐阜、京都などの工房に弟子入りをお願いし、職人の技能を見ながら修業を積んでいく。


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