宝石鑑定士

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宝石鑑定士

宝石鑑定士は、持ち込まれた宝石を厳密に調査し、世界共通の基準をもとにして宝石の等級を決定し鑑定書を作成する。宝石鑑定士の仕事には、宝石が本物か偽物かを判断したり処理の有無を判断したりする「鑑別」と、ダイヤモンドの4Cを判定する「グレーディング」の2種類がある。宝石の質や大きさ、素材、色等を判定し決断する高度な知識や専門技術が求められる。合成宝石・処理宝石の技術は益々複雑化・高度化してきており、宝石識別に関する専門知識以外にも、高価な分析機器を用いなければ対応できない場合も多くなっている。以前は、脱サラで宝石鑑定士になる人も多かったが、現在では設備投資を可能とする資本力がなければ、独立することは難しいと言われている。

宝石鑑定士の主な職場としては宝石鑑定機関、宝石販売店、輸入代理店、百貨店の宝石売場など。現在、日本には宝石鑑定に関する国家資格や認定制度は存在していない。専門技術を磨くには、日本の宝石店に勤務しながら知識と経験を積んでいく方法がある。世界の宝石鑑定に進んだ国の宝石学校などで学び資格を取得することも可能。その中で、世界各国で通用する資格として有名なものが、アメリカの米国宝石学会宝石学修了者におくられる「GIA-GG」がある。これを取得するための教育は日本でも受けることができる。


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