法務教官

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法務教官

法務教官とは、主に少年院や少年鑑別所、少年刑務所といった矯正施設に勤務し、被収容者の矯正教育を担当する法務省所属の国家公務員のこと。つまり、法務教官は、青少年の更生を主な任務とする専門家である。法務教官は、さまざまな理由で収容された少年たちを、再び非行を起こさないよう、一人ひとりに合わせた社会復帰への支援を行い、少年たちが非行を起こした問題点を、生活態度や面接を通して、克服するための指導を行う。

法務教官になるには、法務教官採用試験(国家公務員II種相当)に合格することが必要。試験では心理学、社会学、教育学などから出題されるため、大学ではこれらの学問を専攻しておいたほうが有利。法務教官採用試験に合格後、採用候補者名簿に記載されることで、少年鑑別所、少年院などの施設が採用を行う。受験年齢制限は、21歳から29歳未満の者とされている。

採用されると、通常は自庁における研修を経て、全国8か所に設置されている矯正研修所支所で約3か月間、基礎科研修を受ける。同研修は合宿による集合研修であり、法務教官として必要な学科(少年法、少年院法、矯正心理学、矯正教育学、基礎的な処遇技法等)及び術科(矯正護身術、戒具使用法、集団行動指導法等)を学ぶことを目的とする。また、採用後おおむね5年目には、より専門的な学識及び技術を習得するために、矯正研修所支所において、約3か月間、応用科研修を受ける。 さらに上級の幹部職員を養成することを目的とする高等科研修がある。同研修は入所試験合格により入所資格が与えられ(ただし、国家公務員採用I種試験合格者は無条件に入所資格が与えられる)、矯正研修所(東京都府中市)において約6か月間の研修を実施する。


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